タイワンツバキ
学名 | Polyspora axillaris | ||||||||||||||||||||||||
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科名 | ツバキ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 台湾、中国南部、ベトナム | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 蝶の森 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | タイワンツバキは、台湾や中国南部を原産とするツバキ科の常緑高木で、樹高は15m程になり、ヤブツバキよりかなり高くなります。葉は互生し、長さ10~18cm、幅4~6cmほどの長楕円形で、葉柄は長さ1~2cm、表面は濃緑色で光沢があり、上半部に僅かな鋸歯があります。花は葉腋に単生し、径7~8cmの真っ白な花で、中心部にある多数の黄色い雄しべが目立ちます。花はしおれる前にそのまま落下して雄しべを上に地面に並び、まるで目玉焼きのように見えるため英名ではフライドエッグツリー (目玉焼きの木)と呼ばれます。開花はヤブツバキより早く、秋から冬にかけて咲きます。ミツバチやチョウが集まる蜜源植物のため、花にはアリもよく集まってきます。なお、以前はゴルドニア属でしたが、現在はポリスポラ属に分類されています。 |