ヒトツバタゴ
学名 | Chionanthus retusus | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ヒトツバタゴ | ||||||||||||||||||||||||
別名 | なんじゃもんじゃの木 | ||||||||||||||||||||||||
科名 | モクセイ科ヒトツバタゴ属 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 日本、朝鮮半島、台湾、中国中南部 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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解説 | ヒトツバタゴは、日本の他、朝鮮半島、台湾、中国中南部に分布するモクセイ科ヒトツバタゴ属の植物です。成長すると高さ15~20mになる落葉高木で、雌雄異株です。名前は、江戸時代にこの木を発見した本草学者が、タゴノキ(トネリコの方言名)の仲間と思い込み、トネリコは複葉なのに対して本種は単葉なので、「一つ葉のトネリコ(タゴ)」という意味でつけられました。また、昔から知る人が少なく、名前がわからなかったことから、別名を『なんじゃもんじゃの木』といいます。湿地に生え、分布が愛知県、岐阜県、対馬、および朝鮮半島、中国に飛び地のように点在している(隔離分布という)ことでも有名です。 高木ですが成長は緩やかで、発芽から10年前後で高さ3~4m程度に成長し、花が付き始めます。葉は単葉で対性し、長さ4~10㎝で卵円形をしており長い葉柄があります。 花色は白色で、フラワーパークでは例年4月中下旬に開花します。 |