トキワヤマボウシ
学名 | Cornus hongkongensis | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | トキワヤマボウシ | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ミズキ科ミズキ属 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 中国 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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解説 | ミズキ科ミズキ属の植物は約40種からなり、北半球の温帯に分布します。日本にもヤマボウシやミズキなど6種が自生し、北アメリカ原産のハナミズキも同じ仲間です。常緑ヤマボウシはミズキ属の中のホンコンエンシスという種で、中国を原産とする常緑広葉樹です。生長すると高さ3~5mになる中低木です。日本のヤマボウシは落葉樹であるのに対して、ホンコンエンシスは常緑樹で、葉や花はよく似ています。葉は同じ節に2枚向かい合って付いており、長さ5~10㎝の楕円形をしています。常緑ですが、秋から冬には葉が赤味を帯びます。花は6~7月中旬に開花します。枝先に、直径1㎝程度の球状に30個程度の小花が集まって咲きます。花の外側を、白色で長さ3~5㎝の先がとがった4枚の白い総苞(花を包む葉)が囲み、まるで花びらのように見えます。中央の花のかたまりを僧の頭に、白い総苞を頭巾に見立てたのが名前のヤマボウシ(山法師)の由来です。花後に直径1~2㎝の丸い実が付き、秋に赤く熟します。 |