シンノウヤシ
学名 | Phoenix roebelenii | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
和名 | シンノウヤシ | ||||||||||||||||||||||||
別名 | フェニックス・ロベレニー、ロベ | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ヤシ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | ラオス | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
|
||||||||||||||||||||||||
開花エリア | コンテストガーデン | ||||||||||||||||||||||||
解説 | ヤシ科植物は世界中に200属約2680種があり、主に熱帯や亜熱帯から温帯に分布しています。シンノウヤシは、ラオス原産のヤシ科フェニックス属の植物です。高さは2~4mで、小型の常緑のヤシです。通常学名のフェニックス・ロベレニーや愛称名の“ロベ”で呼ばれます。シンノウヤシの幹は通常一本で直立し、古くなるとやや湾曲します。幹の表面には葉柄が落ちた跡が小突起状に残り、独特の幹肌になります。また、幹の上部には褐色の繊維が網目状にまとわりつきます。葉は羽根状葉で柔らかく、長さ1~1.5mで四方に下垂して広がります。小葉の長さは20㎝程度、幅は約1㎝で50対程度あり、基部には小葉が変化したトゲがあります。葉の表面は光沢がある緑色で、耐陰性もあるため、室内観葉植物としても利用されます。また、シンノウヤシは雄花と雌花とが別の個体に生ずる雌雄異株です。花はクリーム色で、初夏に葉の間から出た花穂に小花がたくさんつきます。果実は長さ1㎝程度の長楕円形で秋に黒く熟します。 |