ゲットウ(月桃)
学名 | Alpinia zerumbet | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
和名 | ゲットウ(月桃) | ||||||||||||||||||||||||
別名 | サネン(奄美) | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属) | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 九州南部以南、沖縄県、台湾、中国南部、ベトナム、インド | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
|
||||||||||||||||||||||||
解説 | インド原産で、日本では九州南部から沖縄県に分布するショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草です。名前は漢名を月桃といい、奄美ではサネン、沖縄県ではサンニンとも呼ばれます。 土中に地下茎が横に這い、あちこちから地上に偽茎を立てます。偽茎は高さ2mほどになり、先端の方に互生するように大きな葉をつけます。葉は長さ50㎝ほどで楕円形、光沢があります。5月~6月に偽茎の先端に穂状に白色の花を咲かせます。花の唇弁は縁が黄色で中心が紅色、房状に下垂します。9月~10月に直径2㎝ほどの赤い実を結びます。 黄色の斑入りのものをキフゲットウといい、観葉植物として栽培されます。 ゲットウの葉には防虫、防かび、防腐、抗菌作用があるとされ、奄美大島などでお団子やおむすびなどを包む葉として親しまれています。 |