学名 |
Ficus superba var. japonica |
和名 |
アコウ |
科名 |
クワ科フィカス属 |
原産地 |
紀伊半島以南の西日本、沖縄、台湾、南中国、マレーシア |
見ごろの時期 |
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開花エリア |
エントランスホール |
解説 |
クワ科のガジュマル、インドゴムなどと同じ仲間の常緑高木で、太い枝を広げてカサ状の大きな樹冠をつくります。
本種は、他の樹木に着生し、その着生植物を次第に気根で被い枯らしてしまう通称「締め殺しの木」の一つで、幹・枝から気根を垂らし、幹を被いますが、支柱根は作りません。古い葉は不定期に年2回、新芽がでる前に一斉に落葉し、1~1.5㎝のイチジクを小さくしたような実をつけます。果実は球形で熟すと淡い紅色から白色となります。大木になると根が地表面に現れます。高さ20m、幹周り10m以上にもなる木で、各地に巨木として保存されています。本州(和歌山)、四国南部、九州、沖縄の海岸近くに生え、台湾、南中国、インドネシア諸島、タイ、マレー半島まで分布しています。アコウの語源は沖縄の方言です。鹿児島県でも海岸を中心に自生し防潮、防風用に人家の周辺に植えられています。 |