パイプカズラ
学名 | Aristolochia elegans | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | パイプカズラ | ||||||||||||||||||||||||
別名 | サラサバナ、アリストロキア・エレガンス | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ウマノスズクサ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | ブラジル | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | その他 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 常緑のつる性低木。葉は長い葉柄があり、心臓型で先が尖っています。花の筒状の部分は基部がぷっくりふくらんでおり、パイプ似たユニークな形をしていることから「パイプカズラ」と呼ばれています。大きな暗紫色で白い脈状斑のある花のように見える部分はガクで花弁ではありません。パイプに似た花の形は、中央部に袋が有り、花粉を媒介する昆虫が花の内部に進入したときに容易に外へ出られない「罠」のようになっています。昆虫が内部で動き回る事により受粉がうまく行われます。花冠の開口部の模様が更紗に似ることからサラサバナとも言われます。花径は5~7㎝で、鑑賞期は3月~9月(温室で周年)です。 同属の仲間にパナマ原産のオオパイプカズラ(ギガンティア種)があり、花はパイプカズラによく似るが、花冠の縁が波状になる。花は長さ50㎝、幅35㎝に達して同族のパイプカズラよりも大型となります。 |