ギンバイカ
学名 | Myrtus communis | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ギンバイカ | ||||||||||||||||||||||||
別名 | 銀梅花、祝いの木 | ||||||||||||||||||||||||
科名 | フトモモ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 中近東、地中海沿岸 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 展望回廊 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 常緑広葉樹の低木。小さな葉は光沢があって黄緑で美しく、葉には油腺があり、葉をたたいたりもむことでフルーティーな芳香が放たれます。夏から秋にかけて咲く真っ白な花は、長い雄しべが花火のようにも見えます。花びらが5枚の梅に似た花を咲かせるところから、和名を銀梅花(ギンバイカ)と言います。実は秋に黒青色に熟し、果肉には芳香があり、甘く食用になります。刈り込みにも耐えるため、生け垣やトピアリーの素材にも適しているので、庭木としての利用価値も高い樹種です。斑入りの品種「バリエガタ」もあります。 ヨーロッパやアラビアでは、古くから庭木として栽培され、ハーブとして肉料理などにも利用されています。ハーブとして扱われる場合は「マートル」という名前で流通しています。神話や伝説も多く、ギリシャ神話では神木や不死、復活の象徴とされるほか、別名「祝いの木」とあるように、今でも結婚式の花輪に用いられています。アルハンブラ宮殿のギンバイカの庭は有名です。 |