クンシラン
学名 | Clivia miniata | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | クンシラン | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ヒガンバナ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 南アフリカ | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 密閉温室 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 毎年花を咲かせる常緑の草本で多年草です。ランと名前は付きますが、ラン科の植物ではありません。主に森林内や岩陰など、強い陽射しを避けた湿り気のある場所に自生します。弱光、乾燥には強いものの、強光や過湿に弱く、日ざしが強すぎると葉焼けを起こし、水を与えすぎると根腐れを起こします。クンシランは春に咲く豪華な花だけでなく、つややかな葉を一年中楽しむことができ、株の寿命が長いので、世代を超えて長年育て続けていく楽しみもあります。 葉は細長く、長さ40~60cm、幅広い扁平な剣状で、2縦列に並びます。葉の基部は筒状に重なり合い生長点を包むので、地際では鱗茎状になります。4~5月に葉群の中央から長さ40~50㎝の花茎が伸びて、先端に橙から緋赤色の花が15~20花開花します。花は漏斗形、大輪で上向きに咲きます。果実は径1~2cmで、秋に熟します。 主に出回っているのは、オレンジ花のクリビア・ミニアタで、ほとんどがタネをまいてふやされています。葉と花茎が長く伸びず、コンパクトにまとまる「ダルマ系」、花のない時期にも葉の模様を楽しめる「斑入り」のほか、近年では黄花が入手しやすくなっています。あまり出回っていませんが、緑色花も登場しています。 |