コンロンカ
学名 | Mussaenda parviflora | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | コンロンカ | ||||||||||||||||||||||||
科名 | アカネ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 屋久島、種子島、沖縄、台湾 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 蝶の森 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 半つる性の常緑低木で、高さ1~1.5mになるが、つる状に伸びた枝は5mくらいとなる。葉は対生し長楕円形、全縁、長さ8~13㎝、幅3~4㎝で先端が尖り、表面は濃緑色で滑らかである。花冠は長さ12~15㎜で黄色、花弁状がく片は白色で広卵形、長さ3~4㎝。果実は紫黒色で楕円形、長さ8~13㎜、径8㎜。一定の温度があれば一年中開花しますが、耐寒性は強くありません。5枚のがく片の一つが大きくなり、白い花のように目立つことから、別名「ハンカチの花」とも呼ばれています。白の鮮やかな花弁のように見えるのは額片で、花は黄色く小さくて目立ちません。 奄美大島では、梅雨時期に咲くコンロンカは季節の風物詩となっており、純白の花びらのようながく片と星型の小さな黄色い花とのコントラストが美しく、雨にぬれて梅雨の野山を彩り、田中一村も描いています。 単にコンロンカと言えば、ここで紹介しているパルビフローラ(M. parviflora)を指す場合が一般的です。それ以外に、西アフリカ原産で赤いガクのヒゴロモコンロンカ(M. erythrophylla)や種小名のとおりフィリピン原産のフィリッピカ(M philippica)の園芸種(交配種)が出回っていて、園芸店やホームセンターなどで見かけます。 |