カンヒザクラ
学名 | Prunus cerasoides var. campanulata | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | カンヒザクラ | ||||||||||||||||||||||||
別名 | 台湾桜 | ||||||||||||||||||||||||
科名 | バラ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 中国大陸~台湾 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 花広場 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 中国大陸南部から台湾に分布し、沖縄に野生化しているサクラ属の一種です。落葉小高木で、樹高は5~8mになります。葉は長さ10cm程度の卵型をしており、縁はのこぎりのようになっています。従来は、ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれていましたが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されないように、最近はカンヒザクラ(寒緋桜)と呼ばれることが多くなっています。早咲きのサクラで1月中旬頃開花します。花は新葉が展開する前に、前年の枝の葉の付け根に2~3個付いて、下向きに半開状に咲きます。花形は一重咲きのつり鐘型で直径約2cm、花びらは5枚で基部で接合し、ソメイヨシノは花びらが散りますが、カンヒザクラは花ごとポトリと落ちます。花色は鮮やかな緋紅色から桃紅色で、サクラ類の中で最も紅色が濃く、萼も紅色であるため満開時は木全体が濃い紅色に染まります。果実は卵円形で直径約1cm、5月頃に赤色に熟しますが、美味しくはありません。フラワーパークかごしまでは、「花の並木道」で一重と八重のカンヒザクラを楽しむことができます。 |